退職祝いメッセージ例、作り方
ここでは、退職祝いメッセージの作り方や例文を紹介しています。
退職祝いのときに贈るメッセージや言葉は「お祝い・労い(ねぎらい)+感謝」を伝えるもの
退職時に伝えるメッセージでメインとなるのは長く無事に勤めたことに対するお祝い。もしくは、「今までお疲れ様でした」という労いの言葉です。そして「ありがとうございました」という感謝の言葉と、これからの人生を願う言葉をセットにすれば、相手にしっかりと想いを伝えることができます。
また、退職の理由はさまざまですが、マイナスな表現である「残念」「寂しい」などは避けるのが一般的です。
メッセージカードに書くのはこんなこと
- 退職する方のお名前・呼び名など:田中 太郎様(お父さん、お父様、ゆうこちゃん)
- メッセージ本文
書き出し文:退職のお祝い、これまでの労い、感謝の言葉
エピソード:具体的に伝えたいことを取り上げる
締めくくり:これからの人生を願う言葉 - 送り主名
【例文】書き出し(お祝い、労い、感謝を伝える)
会社の先輩や同僚、先生が退職する場合
- ご定年おめでとうございます。長年のご指導ありがとうございました。
- ご退職おめでとうございます。長年にわたりご指導いただき、ありがとうございました。
- 今までお疲れ様でした。たくさんのことを教えていただき、学ばせていただきました。
- ご退官おめでとうございます。これまでのご功労に敬意を表し、感謝申し上げます。
- 勤続●●年、お疲れ様でした。優しくご指導いただいたことはこれからも忘れません。
- 今までありがとうございました。一緒に仕事をし、楽しい時間を過ごしたことは忘れません。
- ●年間ありがとう!一緒に仕事ができて楽しかったです。<勤務が短い場合や寿退社時に>
- Congratulations on your retirement !<英文>
家族、親せきが退職する場合
- 長い間お疲れ様でした。本当にありがとう!
- お仕事お疲れ様でした。家族のためにありがとうございました。
- 今までお疲れ様でした。家族のために頑張ってくれたおかげで、みんな楽しく過ごすことができました。
- 勤続○○年、お疲れ様でした。偉大なお父さんのことを、家族一同尊敬しています。
- 定年おめでとうございます。毎日の長距離通勤お疲れ様でした。
- 今までお疲れ様でした。仕事と家事の両立は本当に大変だったと思います。お母さんのおかげで家族みんなが楽しく過ごすことができました。
<メッセージのポイント>
退職する人が言われたいのは「(あなたのおかげで)楽しく過ごせた」ということ、というアンケート結果が出ています。メッセージに迷った時は「あなたがいたことで楽しく過ごせました」ということを伝えられるような文章がオススメです。
【例文】締めくくり(これからの人生を願う)
会社の先輩や同僚、先生が退職する場合
- これからも健康で素敵な人生を歩まれますよう、お祈り申し上げます。
- これまでの経験を生かし、さらなる発展とご活躍を願っております。
- 今後のご健康と、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
- 新しい職場でのさらなるご活躍をお祈り申し上げます。
- これからも体に気を付けて、頑張って下さい。
家族、親せきが退職する場合
- これからも健康に気をつけて、元気でいてください。
- これらも元気で楽しい時間を過ごしていってください。
- これからは今までなかなかできなかったことを満喫してください。
- これからは自分のために時間を使っていってください。
<メッセージのポイント>
60歳代の方へ向けて贈る場合はメッセージの中であまり「老後」を連想させないのがオススメです。今は再就職したり新しいことを始める人が多いので、新たな人生のスタートを祝うイメージでメッセージを作ると喜ばれるでしょう。